【金目亭/下田市】名物の金目鯛をお得に食べられる魚市場併設の食堂

下田市は金目鯛の水揚げ日本一の地域です。
今ではすっかり高級魚となった金目鯛。伊豆で食べるとやはりどこのお店もなかなかのお値段になりますが、下田魚市場にある金目亭は、新鮮な金目鯛をコスパよく食べられる食堂です。

金目亭（下田市）のアクセス・営業情報

金目亭は、下田市の国道135号線沿いの道の駅「開国下田みなと」に併設した、下田魚市場にあります。「伊豆急下田駅」からであれば、徒歩で約10分、バスやタクシーなら5分程度。車の方、電車で下田に来た方、どちらも立ち寄りやすい立地です。

住所	静岡県下田市外ケ岡1-1
電話番号	0558-22-6314
営業時間	7:00〜9:30 11:00〜15:00
駐車場	店前に数台あり他、道の駅下田開国みなと、まどが浜海遊公園にも駐車場あり

メニューも鮮度抜群の金目鯛が丼もの、煮付け、どちらも1500円ほどで食べることができます。

観光地、名産地なのにこのお値段で食べることができるのは本当にコスパがいいですね！

朝と昼で扱っているメニューが違っています。昼間はいろいろメニューがあるのですが、朝のご飯はまかない丼、金目鯛の三色丼、金目の煮付け定食の３種類だけでした。

金目亭のおすすめ料理は、やはり金目鯛の煮付け定食！

煮付け定食

金目亭の煮付けも甘めのたれで煮込んだ私好みの味となっています♪姿煮ではありませんが、切り身にしてはかなり大きいものでした。

大きい金目鯛の切り身を使った煮付けなので、よく脂がのっていてその脂とたれの甘さの絶妙な味わいです！

本音を言えば、締めとして、この金目鯛の脂は出た煮汁の甘いたれを白米の上にかけて卵を入れて混ぜて食べたい！と毎回思っています。

むしろいろいろと調理に使いたいので、金目亭の煮付けのたれを販売してほしいところです（笑）

また、煮付け定食には日替わりのお刺身が付くのでこちらもうれしいですね！お店のすぐ横に鮮魚がおいてあったので、これらの魚が使われるのでしょうか？それともお昼の地魚刺身定食に使われるのでしょうか？どちらにしてもすごくおいしそうなお魚ですね♪

お店の側に鮮魚が置いてあるのも魚市場ならでは。

三色丼には見た目が華やかで３種類の金目が乗っています。
下田近海で獲れる高級で脂の良く乗った地金目鯛、伊豆七島より遠海で獲れる平金目鯛、庶民的なはし金目鯛が使われており、見た目華やかで、それぞれの味と歯ごたえを楽しめる贅沢な一品でした。

鯵のたたき丼

金目亭の朝の営業時間にいくと朝にしか食べられないまかないい定食があります。日によって何丼になるか違うとの事ですが、私が訪問した時はすべて鯵のたたき丼でした。

これがまた絶品です！初めて食べたとき、「もしかして鯵って金目鯛よりおいしいのでは？」と思ったほど。

伊豆の各地で美味しい鯵は何度も食べたことがあるのですが、感動を覚えるくらいの鯵を食べたのは金目亭の料理が初めてです！

お値段もただでさえ安い金目の三色丼や煮付け定食の半分以下の値段で食べることができます。

金目料理なら煮付け、生のお魚で金目以外でもよければこの鯵たたき丼がおすすめです！

注意点として、鯵のたたき丼は朝の営業時間でしか食べることができないことや、もしかしたらその日のまかない丼が別のメニュー（まぐろ丼など）になっていてメニューにない場合もあるようです。

炙り金目丼

軽く炙られることでより脂の旨味が増す金目鯛。こちらも美味しい！

金目鯛はもちろん、ウニやいくらまで乗った豪快海鮮丼。

開国下田みなとの外観

金目亭の通路を挟んだ向かいに道の駅開国下田みなとがあり、お土産もたくさん売られています。

道の駅内のお土産屋さんの開店時間は8時〜9時とお店によってまちまちで、金目亭の朝の営業時間は７時から９時半までなので、朝の食事と一緒にお土産を買いたい！という方は８時～８時半頃に金目亭で食事をされるのがベストです。

金目亭は料理が出てくるのも早く、丼ものはさっと食べられるので、開店と同時に行くとお土産屋さんが開店するまでの時間ができてしまいます。（私は初めて行ったときにそれで失敗しました…（汗））

金目亭のすぐ裏側には海があります。魚市場にあるので当然といえば当然ですが、海や魚市場まで数メートルの漁師の食堂ならでは。食事の後に海を眺めながら一休みするのもいいですね。

黒船サスケハナ

道の駅開国下田みなとのすぐ側には遊覧船乗り場があります。
下田のおなじみ「黒船」に乗って下田港を1周でき、季節によっては船上からカモメに餌付けもできますよ。

黒船乗船受付処