伊東市宇佐美にあるすしとめは、地魚(伊豆近海で獲れる魚)のお寿司が絶品のお寿司屋さん。いつも地元のお客さんで賑わっており、地元で愛されているのが伝わってきます。
すしとめの場所・営業情報
住所 | 静岡県伊東市宇佐美1660-23 |
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電話番号 | 0557-48-9111 |
営業時間 | 12:00~14:00 17:00~22:00 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | 店前にあり |
すしとめは地魚がうまい!
トロや玉子などの定番のお寿司も美味しいのですが、それ以上に地魚のお寿司が別格!
すしとめでは、東京などではあまり聞かないような美味しい地魚を食べることができます。
私がすしとめで初めて知った魚に、アオダイやイシダイ、マトウダイやクロダイなどがあります。そのどれもこれもがとっても美味しい!鮮度がいいのはもちろん、どの魚も脂がのっていて、しっかりした歯ごたえがたまりません。
すしとめの美味しい地魚を食べると、他のお店で同じ魚を食べても物足りなさを感じてしまうこともしばしば。
・並にぎり(7ヶ+1本)1,500円
・上にぎり(7ヶ+1本)2,000円
・特上にぎり(7ヶ+1本)2,500円
・地魚にぎり(8ヶ)2,300円
※価格は2019年1月時点のもの
金目鯛(キンメ)の寿司もおすすめ
すしとめの地魚の寿司の中でも特におすすめなのが金目鯛です。私は金目鯛のお寿司を一度に6貫も頼むこともあります(笑)
伊豆半島は金目鯛で有名な地域が多く、伊豆半島南部の下田市は金目鯛の水揚げ量が日本一で、東伊豆町稲取では脂がよくのった稲取キンメが有名です。
すしとめで提供される金目鯛のお寿司は下田・稲取で食べる金目鯛に劣らない逸品!
親方さんにお話を聞いてたところ、大きくて脂がのった金目だけを仕入れており、目に適わない金目しかない場合は仕入れをしていないとのこと。
いつもおいしいお寿司が食べられるのは、親方さんのこだわりがあってこそなんですね。
あら汁もうまい!
伊豆半島には魚のあら汁がとってもおいしいお店が多いですが、すしとめもそんなお店の1つです。
いろいろな魚で出汁をとり、胡椒やネギで味を整え、ちょっぴりピリッとするあら汁。
具材は日によって変わり、その日ごとの地魚のアラを使っておいしい出汁をとっています。
クロムツや真鯛のように脂がのっている魚が使われていることもあれば、目鯛のように脂がほとんどなく、非常にさっぱりした魚のアラをが使用されていることもありました。
また、エビの味噌汁を出していただいた事もありましたが、これが本当に美味しかった!濃厚なエビの風味と味でエビの味噌汁ってこんなにおいしくできるの!?と衝撃を受けました。
自宅でも何度か真似して作ってみましたが、すしとめのあら汁のようにうまく作れませんでした(笑)
常連さんで賑わっています
昼夜問わず、地元の常連さんと思われるお客さんがたくさんいらっしゃいます。
お酒を片手に一人でお寿司をつまんでいるお爺さんや、ワイワイと大人の飲み会をしている5~6人の男女グループが、親方さんや女将さんも交えて楽しく盛り上がっていることがよくあります。
お客さん同士の雰囲気も良く、カウンターの離れた席のお客さん同士が話していることもお見受けします。私もお話に交えてもらい、伊東の地酒である『池』という日本酒を教えてもらいました。
ただ、常連さんだけで楽しむようなお店かといえばそうではなく、親方さんが気さくで、お客さんの様子を見ながら話しかけられた方にはよく返し、黙々と召し上がっていたり、グループ内での食事を楽しんでいる方に対してはあまり深入りせずという感じに見えました。お客さんとの距離感を見極めるのがとてもうまい親方さんです。
宇佐美で美味しい魚を食べるならすしとめ
すしとめに初めて行く時の注意点として、地魚の握りや上握りなどのメニューは料金が掲示されていますが、お好み握り(1~2貫で注文)の値段はメニューや看板に出ていないので、親方や女将さんに聞く必要があります。
また、ランチの時間は12時から14時となっており、比較的短めなのでご注意ください。
地魚の寿司が美味しく、料理の値段も手ごろで、お客さんを大切にしてくれているからこそ何度も通いたくなる、私のお気入りの寿司屋さんです。
【余談】すしとめと同じ伊東市宇佐美にある、金目鯛の宿こころねのオーナーは、すしとめの大将と同じ和食店で修行していたそう。金目鯛料理が最高に美味しく、楽天トラベルアワード10年連続受賞の人気の宿。私はすでに8回も宿泊しているリピーターです。こちらの記事もぜひご覧ください。